オババは死ぬまで恋をする

オババは毒親である。オババは要介護である。オババは恋愛体質である。

義実家にも嫉妬、マウンティングオババ

オババは自覚していないが娘の幸せや他人の幸せが大っ嫌いである。なので娘の私が義実家と仲良くしているのが気に入らない。

 

前夫と結婚していた時は義実家に深夜早朝関係なく嫌がらせの電話をかけてくることが度々あった。その内容は何気ない会話を悪意に受け取り自分の頭の中で増殖させたものを吐きだしたいだけのことが多かった。

 

その頃、義実家の隣に住んでいた私。朝、ゴミを出しに外に出るとそれを待っていたかのようにお義母さんが「今朝4時頃、フジコちゃんのお母さんから電話があって娘を女中のようにこき使ってとすごい剣幕で言ってきたんだけど何かあった?あんな時間だから誰かご不幸があったのかと思ったわ」「あ・・・えっと何かな?すいませんでした。ちょっと聞いてみます」そう言って家に戻ったんだけど、めっちゃ思い当たる節がある。

 

私はすぐにオババに電話をした。「なんで早朝に人の家に電話をして怒鳴りまくっているのよ?迷惑でしょ」すると「だってお義姉さんの新居の引っ越しの手伝いをさせるなんてあんたの事を女中だと思っているのよ」とオババは早口でまくし立てた。

 

昨日、オババの用事を頼まれたんだけど「その日はお義姉さんの引っ越しの手伝いだから行けない」と断ったのが気に入らないのだ。

 

「だからって早朝に電話してくるのはおかしいでしょ?」と言うと「私が怒り心頭で寝れないのに何で向こうのお母さんは寝てるんだよ!!!」

 

要するに寝れないから娘の嫁ぎ先に電話をしてきて嫌がらせをしているわけだ。それも嫁ぎ先でこき使われている娘のためだと本気で思っているところが狂っている。

 

私を女中のようにこき使ってきたのはオババの方だ。義実家は私が生まれ育った環境に比べたら何倍も居心地がいい。そりゃお義母さんはたまに嫌味を言ってくることもあるけど、そんなのオババに比べれば可愛いもんだわ。

 

またオババは娘の初節句の時にもお雛様の件でしゃしゃり出てきた。どんなのがいいかと聞いてくるので「お義母さんが母屋に飾るにしても大きいのは大変だから小さいのでいいんじゃないかと言っていたよ」と私が言うと「あんな大きな家に住んでいるのに小さいのでいいなんて、うちが貧乏だと思ってるんじゃないの?馬鹿にしているんだよ」とオババが言った。

 

そしてこれまた義実家に直接電話をして「お雛様を買いに行くのでお義母さんも一緒に来て選んでください」と無理やりお義母さんを呼び出した。そしてその店の奥に鎮座していた一番値段の張る7段飾りのお雛様をこれ見よがしに買ったのである。それは値段こそついていたが売り物として置いてるというよりはお店の顔として展示してある立派過ぎるやつだった。

 

そのお雛様の金額になのかオババの行動になのか分からないけどお義母さんはドン引きしていたんじゃないかな。お義母さんの口から出てくるお礼の言葉は何かふわふわしていた。オババはしてやったりという顔で私を見ていた。その当時マウンティングなんて言葉は使われていなかったけどマウンティングだった。

 

そんなことが何回も続いていくうちに義実家とも夫も何かぎくしゃして離婚。今考えると婚約の時「あんな大きな家に住んでいるのに結納金が少ない、破談だ破談!」とオババが大騒ぎしているときに結婚を止めれば生まれてきた子供にも義実家にも迷惑をかけることが無かったよね・・・

 

私は今は再婚して義実家とも上手くやっています。もちろんオババには義実家の連絡先を教えていないし、離れて暮らしている義実家には事情を話しオババと会わせたことはありません。お義母さんは「そろそろ何かあった時のために・・・」と言ってますがオババは直葬予定なので大丈夫です。